「健康のためにランニングを始めたい!」
「気持ちよく走ってストレス発散したい!」
そんな初心者ランナーにとって、最初に揃えるべき必須アイテムが ランニングシューズ です。
「どれも同じに見えるし、とりあえず安いのでいいかな…」と思うかもしれません。
しかし実は、シューズ選びがランニングを続けられるかどうかのカギ になります。
私自身もシューズ選びに失敗し、膝を痛めた経験があるので断言できます。
「合わない靴」は、やる気を一瞬で奪ってしまうのです。
この記事では、初心者ランナーが知っておくべき シューズ選びのポイント3つ と、実際に使って良かったおすすめモデルをご紹介します。
体験談も交えながら解説しますので、これから始める方の参考になるはずです。
ポイント1:用途と走力に合わせる
ランニングシューズには大きく分けて クッション性重視 と 軽量性重視 の2タイプがあります。
- クッション性重視タイプ
着地の衝撃を吸収し、膝や腰への負担を軽減。
→ 初心者や筋力がまだ十分でない人に最適。 - 軽量性重視タイプ
スピードを重視し、上級者向け。
→ 初心者が選ぶと怪我につながるリスクがある。
まずはクッション性に優れたシューズから試すのが安心です。
初心者におすすめのシューズ
- アシックス GEL-KAYANO
安定性とクッション性が高く、足が内側に倒れやすい人に最適。
- ホカ オネオネ BONDI
分厚いミッドソールでフカフカの履き心地。
膝や腰への負担を最大限減らしたい人におすすめ。
- ミズノ WAVE RIDER
安定感と反発力のバランスが良く、クセの少ない万能モデル。
体験談①:最初の一足で失敗した話
私が最初に選んだのは、デザインが気に入った軽量モデルでした。
ところが走り始めて1週間ほどで膝に痛みが…。
「走るのはやっぱり自分には合わないのかな」と諦めかけました。
そこでスポーツショップのスタッフに相談し、すすめられたのがクッション性の高い ホカ ボンダイ。
履いた瞬間の柔らかさに驚き、実際に走ると膝の痛みがなくなり「これなら続けられる!」と思えたのです。
ポイント2:サイズとフィット感を重視する
「普段のスニーカーと同じサイズでいいでしょ」と思いがちですが、ランニングシューズは違います。
基本は、つま先に1cm程度の余裕を持たせること。
理由は、走っているうちに足がむくみ、前にずれて圧迫されるためです。
チェックすべきポイントは3つ:
- かかと:しっかりホールドされているか
- 足の甲:紐を締めたとき均等に圧力がかかっているか
- つま先:指が自由に動かせるか
試着のコツ
- 夕方に試す(足がむくんだ状態を想定できる)
- 店内を少し歩いたり軽く走ってみる
体験談②:サイズを見直してランが快適に
私は最初「いつも履いている26.0cm」を選んでいました。
ところが長い距離を走ると、つま先がシューズに当たって爪が黒くなってしまったのです。
アドバイスを受けて「26.5cm」に変更し、つま先に余裕を持たせるようにしました。
それ以降は爪のトラブルもなく、長時間走っても快適に!
「たった0.5cmの差」がこれほど大きいとは思いませんでした。
ポイント3:自分の足の形を知る
人それぞれ足の形は違います。合わないシューズは靴擦れや疲労の原因になります。
特に大切なのが:
- 足幅 → ワイドかナローか
- アーチ(土踏まず) → 高いか低いか
最近ではスポーツショップで 足型測定サービス があり、数分でデータを確認できます。
自分の足を理解して選ぶことで、より快適に走れます。
体験談③:足型測定で世界が変わった
フルマラソン挑戦を目指して練習していた頃、どうしても足の外側に痛みが出るのが悩みでした。
足型測定をしてみると、自分が「幅広タイプ」だと判明。
それまでは細身のナイキを履いていたのですが、幅広設計のミズノに替えた途端に痛みがなくなりました。
「正しい足型診断が、長く走るカギになる」と心から実感しました。
まとめ
ランニングは手軽に始められる素晴らしい運動ですが、シューズ選びを間違えると怪我や挫折につながります。
- 用途と走力に合わせ、初心者はクッション性重視のモデルを選ぶ
- サイズはつま先に余裕を持たせ、フィット感を大切にする
- 自分の足型を知り、幅やアーチに合ったシューズを選ぶ
この3つを意識すれば、快適に走り続けられるはずです。
ランニングを「つらい」から「楽しい」へ変えてくれるのは、あなたの足に合った一足です。
今日紹介したモデルもぜひ参考にしてみてください。
💡 ポイント強化まとめ
- 用途と走力に合わせる → 初心者はクッション性重視
- サイズとフィット感を重視 → 夕方に試着、つま先1cmの余裕
- 足の形を知る → 幅やアーチに合ったシューズ選び