ランニングを始めると気になるのが「朝ランと夜ラン、どっちがいいの?」という問題。
実はどちらにも科学的に裏付けされたメリットがあり、目的や生活リズムによって選び方が変わります。ここでは研究結果も交えつつ、私の体験談も紹介します。
朝ランのメリット(科学的根拠あり)
- 集中力・気分を高める
朝日を浴びながら走ると「セロトニン」が分泌されます。これは“幸せホルモン”とも呼ばれ、気分の安定や集中力向上に役立つことが報告されています(東京医科大学研究)。 - 生活リズムを整える
早朝に運動すると体内時計がリセットされ、夜の入眠がスムーズになりやすいことが知られています(米国国立睡眠財団)。 - 脂肪燃焼効率が高い
空腹時の軽い有酸素運動は、体がエネルギー源として脂肪を使いやすくなる傾向があり、ダイエット目的の人に効果的(Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, 2019)。
📌 私の体験談(朝ラン)
最初は起きるのがつらかったですが、朝ランを始めてから午前中の仕事効率が確実に上がりました。特に夏は朝の涼しさが心地よく、前向きな気持ちで一日をスタートできています。ただ、寝起きの体は固いので入念なストレッチが必須です。
夜ランのメリット(科学的根拠あり)
- パフォーマンスが上がる
人間の体温は夕方〜夜にかけて高くなります。そのため筋肉が柔らかく、関節も動きやすくなるため、スピードや持久力が発揮されやすい(Journal of Sports Sciences, 2012)。 - ストレス解消・睡眠改善
適度な夜の運動はコルチゾール(ストレスホルモン)を減らし、気分をリラックスさせることが確認されています(Harvard Medical School)。ただし寝る直前の激しい運動は逆に眠りを妨げるので注意。 - 怪我のリスクが低い
体が温まった状態で走れるため、朝に比べて筋肉や関節の負担が少なくケガをしにくいという利点もあります。
📌 私の体験談(夜ラン)
仕事終わりに走ると「今日も一日頑張った!」という達成感が得られ、ストレス発散に最適です。特に金曜夜のランは気分爽快。逆に、夜遅くにスピード練習をしたときは寝付きが悪くなったこともありました。やはり時間帯の工夫は必要だと感じます。
結論:どっちがいいの?
- 朝ラン → 脂肪燃焼や生活リズム改善を重視する人に最適
- 夜ラン → パフォーマンスアップやストレス発散を求める人に最適
私自身は、平日は朝ランでリズムを整え、休日は夜ランでのびのび走るスタイルが一番続いています。
👉 科学的根拠を踏まえると、どちらもメリットがあるので「自分の目的に合った時間帯を選び、続けやすい形で習慣化すること」が一番の正解です!